「TOYOTA i-ROAD」と「NISSAN New Mobility Concept」に試乗
近未来、移動手段になり得る「超小型モビリティ」に乗ってみた!
2016年10月11日 18時00分更新
10月8日から10日の3日間、東京・お台場で、国内メーカーを中心とした車やバイクの車両展示、試乗体験を楽しむことのできる「東京モーターフェス2016」が開催された。
今年は「クルマ・バイクの"未来を体験"」がテーマ。従来の最新車種の展示だけでなく、VRを用いた新しい試乗体験や最新自動車技術の発表といった、モビリティコンテンツの未来を感じさせる内容となった。多くの来場者が"クルマの未来"を楽しんだ本イベントの模様をお伝えする。
普段見ることのできない貴重なコンセプトカーが勢ぞろい!
本イベントは船の科学館前特設会場とMEGAWEB(メガウェブ)、そしてセンタープロムナードの3カ所で催され、MEGAWEB会場では、「フューチャーモビリティラインナップ」、「最新乗用車ラインナップ」、「みんモーin東京モーターフェス2016」の3イベントを開催。特に、他では見ることのできない貴重なコンセプトカー、コンセプトバイクが一堂に会した「フューチャーモビリティラインナップ」は多くの来場者でにぎわった。
フューチャーモビリティラインナップには、26年ぶりにフルモデルチェンジし話題となっている「HONDA NSX」や、昨年の東京モーターショーで発表されたトヨタの新ライトウエイトスポーツカー「TOYOTA S-FR」、そしてそのレーシング仕様車である「TOYOTA S-FR Racing Concept」など、自動車ファン注目の車種ばかりを展示。やはりスポーツタイプのマシンは人気が高いようで、写真撮影をする親子連れも目立っていた。
コンセプトカーだけでなく、魅力的なコンセプトバイクも複数展示。特に注目を集めていたのが、motoGP(FIMロードレース世界選手権)のmotoGPクラスで活躍する「HONDA RC213V」だ。ゼッケン93の本マシンは、二度の世界チャンピオンになったマルク・マルケスの2016年シーズン用マシン。まさにファン垂涎の一台といえる。