最高輝度設定でも3時間半近く動作
512GB SSD搭載で11万2000円、「dynabook AZ65/A」のバッテリーテストを実施
2016年10月20日 10時00分更新
「モンハン」ベンチをループ動作させながら、バッテリー駆動時間テストを実行
負荷の高い状態についても検証するため、「dynabook AZ65/A」本体および「BBench」の設定は変更しないまま、負荷をかけるために「MHFベンチマーク 第三弾【大討伐】」をループで実行してみた。個人用途であえば、例えば攻略サイトの内容を確認しながらゲームをしている状況などにあてはまる。ビジネス用途の場合、表計算ソフトやワープロソフトが中心の一般的なオフィスワークでここまで高負荷になるとは考えにくいので、BGMや動画などを同時に流しながら出先でプレゼンテーションを行なうという際の参考にするといいだろう。
結果としては、先に挙げた設定の状態でもバッテリー残量約2%の段階でスリープになった。かかった時間は1時間34分04秒。ブラウジングのみの利用と比較すると半分程度の時間ながら、これも一般的な会議やプレゼンテーションくらいならば十分こなせる時間だろう。電源なしで映像を駆使したプレゼンテーションをしたい時などにも頼りになるはずだ。
電源設定次第でより長時間利用も可能
今回のテストのテストの注意点は、いずれも画面輝度を最大にして、電力消費が大きくなる設定にしていることだ。また電源プランは標準で用意されている「バランス(推奨)」を選択したとはいっても、画面輝度を変更している上に休みなく使う設定ということで、厳しめの条件にしている。
そのため、輝度を落として通常の使い方をすれば、もっとずっと長く利用できるだろう。標準の電源オプションでは「バランス(推奨)」のほかに、「eco」も用意されている。「eco」は東芝が推奨する省電力設定となっており、「バランス(推奨)」との違いは、ディスプレーの電源を切るタイミングとスリープへの移行タイミングがより早いことだ。使い方にあわせて選択するとよいだろう。
「dynabook AZ65/A」のディスプレーはかなり明るく、色鮮やかだ。最高輝度でのテストではまぶしく感じるほどだったため、打ち合わせやプレゼンなどでは、相手にかなり強いインパクトを与えられる。
一方、ドキュメント作成などで利用する場合にはかなり輝度を低く設定した、長時間利用モードの方が快適だろう。自分に合った環境で使いこなしてほしい。
主なスペック | ||
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製品名 | dynabook AZ65/A 2016秋 Webモデル | |
直販価格(税別) | 17万5000円から(Room1048会員/東芝ID価格9万2000円から、2016年10月8日現在) | 19万8000円から(Room1048会員/東芝ID価格11万2000円から、2016年10月8日現在) |
本体色 | プレシャスブラック、リュクスホワイト、サテンゴールド | |
CPU | Intel Core i7-6500U(2.5GHz) | |
メインメモリー(最大) | 8GB(16GB) PC3L-12800(DDR3L-1600) | |
ディスプレー(最大解像度) | 15.6型フルHD(1920×1080ドット)、バックライト | |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 520(CPU内蔵) | |
ストレージ | 約1TB ハイブリッドドライブ(SSHD) | 約512GB SSD |
光学式ドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ | |
LAN機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T) | |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、HDMI端子、Bluetooth 4.0 | |
ブリッジメディアスロット | SD/SDHC/SDXC対応 | |
カメラ | 約92万画素Webカメラ | |
キーボード | 106キー(テンキー付き)、キーピッチ:約19mm、キーストローク:約1.5mm | |
サウンド機能 | オンキヨー製ステレオスピーカー、デュアルマイク、マイク・ヘッドホン兼用端子 | |
セキュリティ | 指紋センサー、TPM 2.0など | |
本体サイズ | 約幅379×奥行き258×高さ23.7mm | |
重量 | 約2.4kg | |
バッテリー駆動時間 | 約6.5時間 | |
OS | Windows 10 Home(64bit) | |
オフィス | なし/Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |
