(株)ハースト婦人画報社が30日発表した2017年の「おせち」料理調査によると、「おせち料理を購入する人」の購入場所は、1位が「通販、ネット注文」(68%)、2位が「百貨店」(67%)となった。「通販、ネット注文」は、昨年から15ポイント増で「百貨店」を上回り、「通販、ネット注文」でのおせち料理の購入が拡大していることがわかった。
同調査は、カタログギフト大手のリンベル(株)と共同運営する通販事業「婦人画報のおかいもの」の顧客504人を対象としたインターネット調査。調査期間は8月24~31日。
おせちを購入するかどうかの質問では、「購入する」が56%だった。購入しない理由は「自分で作る」「実家で用意」「ホテルや海外で過ごす」など。購入場所は1位が前年比15ポイント増の68%で「通販、ネット注文」、2位は同10ポイント増の67%で「百貨店」、3位は同11ポイント減の18%で「ホテル」となった。
価格帯は「1万~2万円未満」が36.3%、「2万~3万円未満」が29.2%、「3万~5万円未満」が16.5%となった。
「あったらいいと思うおせち」は、1位が「有名シェフ、料理人によるおせち」(45%)、2位が「少人数おせち」(37%)、3位が「和洋中組み合わせのおせち」(33%)、4位が「オードブル付きおせち」(27%)、5位が「一人一重になっているおせち」(25%)となった。