コストパフォーマンス抜群、東芝ノートの性能を計測
9万7000円のi7 / GeForce GTX搭載ノート、「dynabook AZ55/A」をベンチマークで性能確認
2016年10月13日 10時00分更新
東芝ダイレクト限定のWebオリジナルモデル、15型ノートPC「dynabook AZ55/A 2016秋 Webモデル」は、いわゆるゲーミングノート以外では珍しくGPUを採用している点が特徴だ。CPUには2.50GHzで動作する第6世代Coreプロセッサー「Core i7-6500U」、GPUには2GBのビデオメモリを持つ「NVIDIA GeForce 930M」を採用。共に最高級とまではいかないが、実用性では十分な性能を備えるCPUとGPUだ。
GPUがあればグラフィック系のソフトやゲームの快適度が内蔵グラフィックに比べて格段に快適になるので、GPUを採用していない15型ノートより、グラフィック系ソフトを利用するユーザーに向いてる。
ここで気になるのは、CPUとGPUがゲーミングPCなどに搭載されているものに比べて性能が控えめな点だだろう。それらGPUを採用するゲーミングPCは基本的にスペックが高めに設定されている。内蔵グラフィックスに加えて、あえてノートでGPUを搭載するのはそれだけの性能が期待されていると考えているからだろう。
一方「dynabook AZ55/A 2016秋 Webモデル」のポイントは、CPUとは別途モバイル向けのエントリーGPUを採用している点にある。性能とコストのバランスを重視しており、動画投稿サイトを視聴しながら別の作業を行なったり、趣味で写真・動画などを編集する方を意識したものと考えるといいだろう。
そこで、実際の動作にどれだけの影響があるのかを確認するため、ベンチマークテストを行なってみた。
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dynabook AZ55/Aの東芝ダイレクト価格(直販価格)は、オフィスなしでは税別17万6000円、オフィス付きモデルは税別19万5000円(2016年10月7日現在)となっている。オフィスの有無以外に差はないので必要な場合には付属モデルを選ぶといいだろう。
また、Room1048会員/東芝ID(無料)に登録していると、なんとオフィスなしモデルで税別9万7000円(2016年10月7日現在)、オフィス有りモデルで税別11万4000円(2016年10月7日現在)になるので、かなりお買い得だ。気になる方は、まずRoom1048会員/東芝IDに登録しておくといい。
主なスペック | ||
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製品名 | dynabook AZ55/A 2016秋 Webモデル | |
価格(税別) | 直販価格17万6000円から(Room1048会員/東芝ID価格9万7000円から、2016年10月7日現在) | |
CPU | Intel Core i7-6500U(2.5GHz) | |
メインメモリー(最大) | 16GB(16GB) PC3L-12800(DDR3L-1600) | |
ディスプレー(最大解像度) | 15.6型 フルHD(1920×1080ドット)、バックライト | |
グラフィックス機能 | NVIDIA GeForce GTX 930M(2GB) | |
ストレージ | 1TB HDD(5400回転、SATA) | |
光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |
LAN機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、有線LAN(1000BASE-T) | |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、HDMI端子、アナログRGB端子、Bluetooth 4.0 | |
カメラ | 92万画素Webカメラ | |
メモリーカードスロット | SD/SDHC/SDXC対応 | |
キーボード | 106キー(テンキー付き)、キーピッチ:19mm、キーストローク:1.5mm | |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、マイク・ヘッドホン兼用端子、デュアルマイク | |
セキュリティ | 指紋センサー、TPMセキュリティチップ(TCG Ver2.0準拠)など | |
本体サイズ | 約幅379×奥行き257.9×高さ16.9(最厚部23.9)mm | |
重量 | 約2.4kg | |
バッテリー駆動時間 | 約7時間(JEITA 2.0) | |
OS | Windows 10 Home(64bit) | |
オフィス | なし/Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス |