日本百貨店協会が21日発表した「2016年8月 全国百貨店売上高概況」によると、全国百貨店の8月の売上高は、前年同月比6%減の4092億円となった。16年で最も落ち込みが大きく、6カ月連続のマイナスとなった。
国内市場では、不安定な天候が入店客数に影響したほか、購買単価の下落が続くインバウンドも同26.6%減となった。
商品別では、衣料品が同10.7%減で、昨年3月以来の2桁減となった。雑貨は同3.7%減、家庭用品は同4.9%減、食料品は同3.2%減だった。化粧品は同2.5%増で、17カ月連続でプラスとなった。