(株)スタートトゥデイが12日発表した「日本一ヒョウ柄を買っている都道府県民ランキング」は、埼玉県が1位・大阪府が2位・岐阜県が3位となった。
同ランキングは、2015年8月~16年7月までの1年間で、ZOZOTOWNでヒョウ柄アイテムの年間購入金額などをポイント化したもの。4位は東京都、5位は福岡県となった。
埼玉県は本命の大阪府を押さえ、圧倒的なトップだった。埼玉県に追跡調査(同県在住の15~60歳の男女797人が対象)したところ、洋服購入時に重視するポイントは「デザイン・柄」がトップの83.8%だった。「柄色のアイテムを取り入れるコーディネートが好き?」の質問では、「はい」の回答が60%以上で、「アニマル柄が好き?」の質問では4人に1人が「アニマル柄が好き」と答え、「アニマル柄が好き」と答えた人の約50%が「ヒョウ柄が好き」と回答した。
今回の結果について、同社の大阪出身の男性スタッフ(30代)は「大阪のおばちゃんは、ZOZOTOWNでは買わへんのちゃいます?」とコメントし、女性スタッフ(20代)は「最近若い人で派手な服着る人が減ってる気ぃします。今は東京の方が派手やないですか?」と答えた。
確かに大阪のおばちゃんは、ZOZOTOWNで服を買うイメージはない。だが、埼玉県民アンケートでのヒョウ柄好きを見ると、大阪のおばちゃんがZOZOTOWNで購入しても、埼玉県を上回れるかは疑問だ。ヒョウ柄のイメージは、大阪のおばちゃんの代名詞ではなく、埼玉県民のものになったのかもしれない。女性スタッフが言うように、派手好きな人は大阪に減っているようだ。
大阪のおばちゃんたちは、おばあちゃんになっているのか。しかし、この調査をきっかけに、埼玉に負けられない大阪のおばちゃんがヒョウ柄を着こなし、コーディネートアプリ「WEAR」に登場する可能性もある。