コールセンター事業など展開するベネッセグループの(株)TMJは8日、AI(人工知能)を利用したテクノロジー「日本語版Watson」を提供するソフトバンク(株)とエコシステムプログラム契約を締結し、コールセンターでのAI活用の研究開発を強化すると発表した。
「IBM Watson」は、自然言語処理と機械学習により、大量のデータから回答候補を抽出認知(コグニティブ)する技術。既に大手銀行などのコールセンターで導入・研究開発が進み、顧客とオペレータの会話から最適な回答を提示するなど、オペレータ支援での活用が期待されている。TMJはソフトバンクとの契約で、AI技術活用に向けた研究開発を強化し、2016年度中にAI技術を活用したサービス提供を目指す。