総務省が6日発表した「家計消費状況調査」7月分(速報)で、1世帯(二人以上)の7月のネットショッピング支出額は、前年同月比10.4%減の8393円となった。
ネットショッピング利用世帯の支出額は、同11.1%減の2万9606円。ネットショッピング利用世帯の割合は、28.4%だった。
項目別では、「旅行関連費」が最も多い1845円で、2位は「食料」で1198円、3位は「衣類・履物」で894円だった。
増減率では、「デジタルコンテンツ」が同5.7%増、「健康食品」が同2.3%増、「衣類・履物」が同0.4%増で、その他は前年を下回った。デジタルコンテンツのうち、特に「電子書籍」が同17.6%増と好調だった。
マイナスが大きかったのは、自動車等関係用品(同26.1%減)、家電(同21.9%減)、保険(同18.9%減)、旅行関係費(同17.5%減)、書籍(同16.9%減)、家具(同13.1%減)、医薬品(同13.3%減)だった。