激安15.6型ノートの実力をベンチマークでチェックしたのだ!
約4万円のSSD搭載ノートはテキパキ軽快!! 大満足の15.6型「Stl-15HP033-C」
2016年08月22日 10時00分更新
試用機の実力をベンチマークでチェックしてみた!
先に挙げた「Stl-15HP033-C-CFXM」試用機の構成で、どの程度の実力があるのか気になる方は多いはずだ。そこでまずは、Windowsの快適さを評価するプログラム「WinSAT.exe」(「Windows エクスペリエンス インデックス」)の実行結果を紹介しよう。
ストレージがSSDなだけに「プライマリハードディスク」の項目は「8」と高い結果が出ている。「プロセッサ」が「6.7」、「メモリ」が「5.9」というのも十分なものだ。「グラフィックス」機能は「4.2」だが、Windows 10の快適さには大きく影響するものではなく、ブラウジングやドキュメント作成といった用途ならば問題のない範囲なので気にする必要はないだろう。ゲーム用グラフィックスについては、WinSAT.exeでは正しく計測できないため、無視して構わない。
試用機のWindowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)の結果 (Windows エクスペリエンス インデックス) |
|
---|---|
プロセッサ(CpuScore) | 6.7 |
メモリ(MemoryScore) | 5.9 |
グラフィックス(GraphicsScore) | 4.2 |
ゲーム用グラフィックス(GamingScore) | - |
プライマリハードディスク(DiskScore) | 8 |
ブラウジングやYouTubeの動画再生もストレスなし
実際の利用を踏まえた検証として、ブラウザーを利用してASCII.jpのトップページを表示した時のCPU負荷率がどうなるのかを確認してみた。
まずブラウザーを起動した段階でいったんCPU使用率は100%まで跳ね上がるものの、数秒で落ち着いた。ASCII.jpのトップページの読み込みを始めたところでまた90%以上まで跳ね上がるが、すぐに落ち着くといった状態だ。表示している様子を見ていても、読み込み開始時に一瞬重そうな動きは見せるものの、長く待たされる、止まってしまうなど不安を感じさせられることはなかった。
YouTubeでHD動画の再生も行なってみた。こちらも読み込み開始時に使用率が跳ね上がるものの、再生自体に問題はない。CPU使用率もゆるやかに落ち着いていき、10%前後の状態で再生を続けることができた。
SSD搭載だけあって、Windows 10の起動は高速
Windows 10自体の起動は非常に高速だ。これはSSDの恩恵だろう。性能を抑えめにした廉価なPCというと、起動はもちろんすべての動作でイチイチ待たされる印象を持っている人がいるだろうが、「Stl-15HP033-C」試用機はそんなことはない。ストレージとしてSSDを採用し、Windows 10の起動や各種アプリの立ち上がりなど、毎日の利用に関わる部分のストレスを上手に減らしてくれているという印象なのだ。