みなさん、こんばんは。ASCII(週刊アスキー+ASCII.jp)編集部の吉田ヒロでございます。国内外のApple噂系サイトで7月24日から7月30日までに出回った内容をまとめました。
先週の噂は、その前から続くiPhone 7シリーズの実機画像の流出の話が中心でした。噂どおりとはいえ、あんまりワクワクしないのは情報が流出しすぎたからでしょうか。デザイン的には、iPhone 6シリーズを引き継いでいるので、すでにiPhone 6s Plusを持っている身としてはあんまり魅力を感じません。個人的に気になる点といえば、カメラモジュールの大型化によって写真や動画の画質が向上するのかというところですね。名称はiPhone 7ではなくiPhone 6 SEだという噂もありますが、さすがにその名称はないと思います。
新しく出てきたのは、iPhoneの2018年モデルには虹彩認証機能が加わるという噂。Apple Payなどのモバイル決済をより安全に処理するには、偽装方法などがちらほら出ている指紋認証よりもより虹彩認証のほうが有利ですし。2017年モデルでは有機EL、2018年モデルでは虹彩認証が目玉になるのかも。完全にGalaxyシリーズの後追いになっているのが残念ですけど。
7/25 iPhone 7は100ドル安く登場する
EMSOneによると、今秋にリリース予定のiPhone 7は、最安になると見られる32GBモデルをiPhone 6sに比べて100ドル程度安い価格に設定するそうです。iPhoneの販売不振は深刻なのか、なんだか弱気ですね。
7/25 次期モデルの名称はiPhone 7ではなくiPhone 6 SE
Apfelpage.deによると、iPhoneの次期モデルは「7」ではなく「6 SE」という名称になるそうです。iPhone 6 SEのパッケージを見たことが根拠になっているようです。個人的には、iPhone SEというナンバリングなしのモデルが出たので、今後のiPhoneも単純に「iPhone」という名称となり、サポート文書などで区別される名称としてiPhone(2016)などの西暦表記がつくのではないかと。
7/25 Apple Watchの世界出荷台数は前年同期比55%減
EMSOneによると、スマートウォッチの世界出荷は前年同期比で32%減となったそうです。Apple Watchについては55%減と半減しているものの首位はキープしており、2位と比べて3倍程度の台数とのこと。
7/26 iPhone 7にはイヤホンは付属しない?
EMSOneによると、iPhone 7にはイヤフォンが付属しない可能性があるとのこと。すべてのユーザーがイヤフォンを必要としているわけでもないですし、音やファッションにこだわる人は別途購入するでしょうから、コストを抑えるためにもなしでいいかも。ドイツ銀行の最新レポートだそうです。
7/26 2016年4〜6月期のiPhone出荷台数は4000万台割れ
EMSOneによると、2016年4~6月期のiPhone出荷台数は4000万台割れになったそうです。7~9月期は4200万台、10~12月期は7400万台になるとのこと。4~6月期は新モデルの登場前ということで落ち込む要素しかないので仕方ないかも。7月以降の出荷台数が、前年同期に比べてどうなるのか気になりますね。
7/27 iPhone 7の実機画像がリーク
playfuldroidによると、中国WeiboにてiPhone 7シリーズの実機画像が流出しているようです。それによると、iPhone 7のほうは背面のカメラ部分が従来に比べてひと周り大きく、iPhone 7 Plusのほうは背面のカメラ部分が横長になっておりデュアルレンズのように思えます。電波状況を改善するための通称Dラインもエッジ部分だけになっています。そのほかPlusモデルには、iPad ProのSmart Connectorのような3点の接点も備わっていますが、これは試作段階のもので実際には搭載されないようです。底面には、Lightningポートと、スピーカー/マイク孔のみで、イヤフォンジャックはありません。これまでの噂どおりの外観です。
7/27 iPhone 7は電子的なホームボタンを採用か
Macお宝鑑定団Blogによると、iPhone 7のホームボタンは静電容量式になるそうです。MacBookシリーズなどに採用されているトラックパッドと同様に、クリック音やクリック感を擬似的に作り出す感じになるようです。つまり、電源オフの場合はホームボタンはタダの丸い凹みで、押してもクリック感はないとのこと。
7/28 ロボット化が進むiPhone 7の製造工場
EMSOneによると、iPhone 7の製造を請け負っている台湾ペガトロン社の工場で、従業員の数が前年割れしているそうです。募集人員の規模が縮小されたのは、生産数が減ったわけではなく、工場の自動化が進んだことが要因のようです。
7/28 iPhone 7は9月9日に予約開始、9月16日に発売
エヴァン・ブラス氏によると、iPhone 7の予約は9月9日に始まり、発売は9月16日になるそうです。まあ、そんな感じのスケジュール感でしょうね。
7/28 iPhoneの2017年版は虹彩認証搭載へ
DigiTimesによると、iPhoneの2018年モデルには虹彩認証機能が搭載されるそうです。Android端末ではすでに一部の機種が採用していますが、いまいち使い勝手がよくないのでAppleがどのように実装するか期待したいところですね。Touch IDは濡れた指やかさついた指だと認証に失敗することがありますので、虹彩認証のほうが確実ですよね。
7/28 新型MacBook AirはUSBタイプCを搭載
Digitimesによると、次期MacBook AirにはUSBタイプCポートが搭載されるとのこと。そのほか、米HP社、台湾エイスース・テック社もノートPCに採用するそうです。まあ、12インチMacBookがすでにUSBタイプCですしね、自然な流れですよね。気になるのは、どういうレイアウトで配置するかです。現行モデルのMacBook Airは2基のUSBタイプAポートを備えているので、これらがすべてタイプCになるとうれしいですね。タイプCだと電源供給も可能なので、MagSafeポートはなくなると思われます。ThunderboltポートもThunderbolt 3になるとUSBタイプCとの兼用ポートになると思われます。となると、MacBook Airの側面レイアウトにはかなりの余裕が生まれるので、より薄くするなどのデザイン変更も考えられます。つか、はよ出して。
7/29 iPhone 7用のLightningヘッドフォンジャックアダプターの画像が流出
ベトナムのTinhte.vnが、iPhone 7に付属するとみられるLightningコネクターに一般的なイヤフォン/ヘッドフォンを接続するための、ステレオミニジャックアダプターの画像を公開しています。アダプターはiOS 10のみで認識するとのこと。画像はフォックスコンの工場から流出したようです。動画も公開されているので、ホントなのかも。
7/30 次期Apple Watchはよりスリムに
Digitimesによると、次期Apple Watchのタッチパネルは1枚のガラスにセンサーなどが組み込まれたOGS(One Glass Solution)タイプになるそうです。ちなみに現行モデルは、2枚のガラスにセンサーなどを挟み込むGOG(Glass on Glass)です。iPadも過去に、GOGからOGSに移行し、本体の薄型化に成功していますので、Apple Watchも同様にスリムになるのか、バッテリー容量を増やすかのどちからになるでしょうね。
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