(株)千趣会が28日発表した2016年12月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比3.3%減の658億9800万円、4億300万円の営業損失(前年同期は11億5400万円の営業損失)、純利益は1億6200万円(同12億1900万円の純損失)となった。
通販事業での継続会員(15年・16年に購入歴あり)の減少が響き、減収となったが、ワタナベウェディング(株)の持分法による投資利益もあり、経常利益・純利益は黒字に転じた。
通販事業は、衣料品と服飾雑貨が苦戦し、売上高が同5.6%減の556億9800万円、営業損失は2億8000万円となった。原価率の低減や経費削減を進め、前年同期(14億3400万円の営業損失)から赤字幅を縮めた。