TEMONA(株)は25日、サブスクリプションコマース(SC)の立ち上げから運用をサポートする支援サービス「たまごサブスクリプション」の提供を開始した。
同サービスは、米国を中心に海外で人気を集めている定期購入型の販売モデル「サブスクリプションコマース」の日本での普及が目的。システムの提供に加え、実践塾という形式で商品開発・事業計画・広告支援・顧客管理に関するコンサルティングまでを一貫して支援する。
「たまごサブスクリプション」は、顧客管理・受注・決済連携・出荷・ショッピングカート・ステップメール・分析など、サブスクリプションコマースに必要な機能を備えた月額制のクラウド型通販システム。ユーザーを対象に、通販事業者がサブスクリプションコマース事業を立ち上げるためのコンサルティング「サブスクリプション実践塾」を日本の主要都市で無料開催する。サブスクリプションの理論、商品開発・媒体選定・販売管理・顧客管理などが学べるカリキュラムとなっている。
サブスクリプションコマースは、毎月定額でネットショップのオススメ商品が届く定期購入型の販売モデル。「商品を選ぶ手間が省ける」「予想外の出会いを楽しめる」といったメリットがある。海外で人気を集めているサービスだが、日本でも老舗酒屋店主が厳選した日本酒を届ける「SAKELIFE」、プロのスタイリストが消費者に合った服をパーソナルコーディネートして届ける「airCloset(エアークローゼット)」などのサービスが注目を集めている。
同社はリピート通販支援サービス「たまごリピート」を7年間で約1000社の通販企業に提供。サブスクリプションコマースの需要は大きいが、やり方がわからない事業者が多いことから、事業の立ち上げからサポートする「たまごサブスクリプション」を開始した。