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途上国支援を組み込んだWEB制作サービス、契約数100件を突破

2016年07月20日 14時19分更新

記事提供:ITソーシャルニュース

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WEB制作・運用サービスのリタワークス株式会社(大阪市中央区、佐藤正隆代表)の途上国支援型ホームページ制作サービス「Webider(ウェビダー)」が、6月末で累計契約数100件に達した。同サービスでは、契約1件につき毎月500円を、NPO法人テラ・ルネッサンスと協働で行う「カンボジア教育支援プロジェクト」を通じて、現地児童の就学支援金として寄付。累計契約数100件突破で、寄付総額70万円、毎月50人の小学生の通学支援が実現する。「ウェビダー」はもともと、就職支援のために生まれたサービス。デザイン専門学校生の就職難に対し、新卒者を即戦力として採用するために開発した。これによりリタワークスでは毎年、新卒採用を実現している。途上国支援を組み込んだのは、新卒社員に国際的視野に立って社会問題を考えてもらいたいという思いと、企業理念である「利他の心とITで幸せに」を実現するためだ。
作り込みが必要なフルオーダーのサイトではなく、セミオーダーのサイト制作や更新サポートを担当することで、新卒者が即戦力となり、かつ低価格・短納期での提供が可能になった。「複数のサイトを持ちたいが、サブサイトは低コスト、短期間で作りたい」という企業ニーズに応えるサービスとして、順調に契約数を伸ばしている。

今年7月、途上国支援の成果を確かめるため、同社の代表取締役が初めてカンボジアを視察、来年からは社員も現地視察する予定だ。今後は貧困家庭の経済的自立へと支援を広げたいと考えている。

(取材、文:宝水幸代)


社員13人中、7人が新卒社員。


支援先、カンボジアの子どもたち。

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