(株)ファーストリテイリングが14日発表した2016年8月期第3四半期(3~5月)決算は、売上高が前年同期比6.4%増の1兆4346億円、営業利益は同23%減の1458億円、四半期利益は同46.4%減の710億円となった。
グローバルブランド事業は増収増益だったが、国内・海外のユニクロ事業は増収減益だった。また、為替差損の67億円、金融費用に為替差損234億円を計上したため、四半期利益は同41.9減と、大幅な減益となった。また、第3四半期(3~5月)の3ヶ月間の連結業績は、国内・海外のユニクロ事業が回復したことで、売上高は同6.2%増、営業利益は同18.65%増と増収増益に転じた。
国内ユニクロ事業の売上は同1.1%増の6454億円、営業利益は同18.1%減の932億円と、増収減益となった。ただ、3ヶ月間の業績では、売上高が同4.4%、営業利益は同19.7%増と、増収増益に転じた。EC販売は、同40.6%増(売上構成比5.5%)と、好調に推移した。