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ニトリは増収増益、営業利益30.9%増…物流効率化でコスト削減

2016年07月01日 09時07分更新

記事提供:通販通信

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 (株)ニトリホールディングスが6月30日発表した2017年2月期第1四半期(2月21日~5月21日)は、売上高が前年同期比14.9%増の1370億3300万円、営業利益が同30.9%増の同272億5600万円、純利益は同42.9%増の169億2100万円となった。

 需要予測に基づいた計画的な商品生産、迅速に追加生産する体制を構築し、安定的に商品を提供したことや、ゴールデンウイーク中の天候に恵まれたことなどで、売上高が前年同期を大きく上回った。原材料からのトータルコストを考えた商品開発、圧縮ロール梱包によるパッケージの小型化で購入者の持ち帰りを可能としたことで、輸送コストを含めたコスト削減を実現。営業利益も大幅増となった。

 物流面では、ECサイトの利用拡大に伴い「通販発送センター」(神奈川県川崎市)に2月に導入した「Auto Store」の稼動で、ピッキングなどの作業時間を大幅に短縮し、精度を向上させた。同時に導入した梱包用段ボールの自動裁断機「BOX ON DEMAND」も、作業を効率化し、物流コストを削減した。

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