MMDLabo(株)が28日発表した「2016年ネットショッピングに関する調査」によると、スマートフォン所有者がネットショッピングで使用するデバイスは、「スマートフォン」が5.5ポイント増の65.8%となった。
同調査は、同社が運営するMMD研究所と(株)コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」による共同調査。スマホを所有する15~49歳の男女1797人が対象で、調査期間は5月24日。
最近6カ月以内でのネットショッピング利用率は77.5%で、ネットショッピングを利用する際に最も使用するデバイスは「スマホ」が前年比5.5%増の65.8%で最多となった。
6カ月以内に利用したネットショッピングサイトは、1位が「Amazon」(76.9%)、2位が「楽天市場」(48.3%)、3位が「Yahoo!ショッピング」(18.7%)、4位が「各ブランドやメーカーのネットショップ」(10.5%)、5位が「ヨドバシ.com」(9.5%)となった。
最近6カ月でAmazonを利用した1070人対象のプライム会員に関する質問では、「現在利用している」が16.8%、「過去に利用したことがある」が18.6%となり、合計35.4%がプライムサービスの利用歴があった。有料登録については、「会員登録をしたことがある」が45.1%で、「無料・トライアル利用のみ」が54.9%だった。
プライム会員になった理由は、「お急ぎ便・お届け日指定便を無料で利用できるから」が45.6%で、「無料・トライアルを利用して便利だったから」が39.8%、「映像コンテンツが見放題だから」が29.2%となった。継続に関する質問では、73.6%が「継続する」と回答した。
店頭やロッカーで荷物を受け取るサービスについては、「利用したことがある」が17.3%、「サービスは知っているが利用したことはない」が26.8%となった。利用したことがある人の受取方法は、「コンビニ」が88.4%で、「宅配業者の営業所・配送センター」が11.6%、「郵便局」が7.7%、「駅のロッカー」が3.9%、「スーパー」が2.3%となった。