スーパーモデルのミランダ・カーが19日に来日。マルコメが20日にシャングリ・ラ ホテル東京で開催した新商品発表会に姿を見せた。味噌汁が大好きというミランダはマルコメ新CMに登場。会場でも味噌汁を作ってみせた。
水菜を刻むミランダ
お味噌を溶き入れるミランダ
お味噌汁をよそうミランダ
できあがりのポーズをとるミランダ
ミランダが作ったのは糀味噌を使った水菜の味噌汁、大豆粉を使ったクレープ。ミランダは家で料理をしているように自然な手つきで味噌汁を作っていく。クレープはマフィンやパンケーキが大好物の息子に食べさせることもあるとか。
なおミランダの隣では、マルコメのキャラクター「マルコメくん」が包丁で水菜を切ったり、味噌を溶いたりする姿をジェスチャーで懸命にあらわしていた。ミランダと一緒に腰を振り、得意のマルコメダンスを披露する場面も。
「いいね」するミランダ
テンションが上がってきたマルコメくん
ミランダがつくった料理はマルコメ青木時男社長が試食。
ミランダ「だいじょぶ？」
青木社長「何も言えねぇ」
独特なリアクションをとる青木社長
青木社長の「おいしい」をあらわすリアクションに関係者席はあたたかい笑い。お味噌汁、クレープで計2回「何も言えねぇ」発言があった。青木社長はミランダと会えるということで緊張気味で、昨晩は寝不足だったという。
ミランダが初めて日本に来たのは18歳の誕生日。はじめて訪れた外国が日本だった。2～3ヵ月日本に滞在して、いろいろな日本食に出会った中でも、味噌汁（Miso Soup）は初めて食べたときから大好きになった。
「豆、のり、梅干しもお気に入り。新鮮なお魚、お漬物も大好き。健康によくないジャンクフードはなるべく食べないようにしています。お味噌はおいしいだけじゃなくて栄養も優れているからいろんな料理に使っています」（ミランダ）
梅干しもお気に入りのミランダ
いかにも健康美人という格好のミランダ。発表会につめかけた記者たちからの質問にも、味噌好き、日本好きな素顔を見せていた。意外だったのは5歳の息子フリン君とともにハマっているという「塩昆布」だ。
── お味噌汁の具材で好きなものは？
きのこ、わかめ、キャベツなども入れたりするのが好きです。
── 5歳の子供・フリン君も味噌料理は好き？
お味噌汁は大好きです。大豆粉のクレープなどおかしも大好物。わたしたちは食の好みが似ていて、乾燥した昆布に塩がついているもの（塩昆布）をスナック代わりに食べています。日本はオーストラリアから18歳のころ初めて訪れた外国。住んでいる国を除けばもっとも多く訪れている国。故郷のような思い。日本には感謝の気持ちでいっぱい。日本の文化、日本食、ファッション、人々、すべてが好き。
── 日本で話題になっているジョニー・デッ……
会見とは無関係です。
マルコメダンスを踊るミランダ
マルコ～メ味噌
青木社長によれば、いま世界では北米を中心にヘルス・コンシャス志向が広がっており、西海岸でも東海岸でもセレブが発酵食品を好んで食べている。オーストラリア出身のミランダも「ロサンゼルス（西海岸）だけでなく、オーストラリアでもお味噌が人気。和食メニューがとても人気です」と話していた。
健康意識が高まる欧米に向けて、味噌をはじめとした発酵食品をブランド化する狙いだ。それはいいとして、会場と製品のミスマッチが印象に残る。きらびやかなシャンデリアの隣に「料亭の味」だ。シャングリ・ラ ホテル東京のロビーに入ったとき自分が場違いに思えたが、料亭の味としても同じ心境ではないか。
豪華なシャンデリアと「料亭の味」
そういえば以前マルコメは楽天・三木谷浩史代表率いる新経済連盟のイベントにも出展していた。長野のお味噌メーカーは不思議なことをすると感心した。
会場ではミランダがつくっていたお味噌汁の試食もあった。まろやかで健康的な味だった。新製品の中では「まつやピリ辛とり野菜みそ」がとてもおいしかった。お鍋にすると、簡単で、お野菜もたくさんとれて便利だ。ピリ辛で子供も好きな味だと思う。ミランダもフリン君に食べさせてあげてほしい。
ミランダ汁はまろやかでおいしかった
盛田 諒（Ryo Morita）
1983年生まれ、記者自由型。戦う人が好き。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中。
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