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スマホを赤外線カメラにして温度を測りまくれ

2016年06月21日 18時00分更新

文● コジマ

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 まるでマンガや映画の世界のように、手軽に温度を計れるアイテムが「FLIR ONE」です。

 スマホやタブレットを赤外線カメラに変えられるというところが画期的。iOS用とAndroid用の2モデルがあり、iPhoneやiPad、microUSB接続のモバイル機器に装着すればサクッと使えてしまいます。

 カメラレンズが2つあるのは、未加工の赤外線画像に視覚的な詳細画像を重ね合わせることで、熱画像の画質を向上させる仕組みです。

ひとつは普通のカメラで、もうひとつが赤外線カメラ。これにより、対象物が認識しやすくなっています

いかにもSFチック。温度がわかるだけでなく、画面をスワイプして普通のカメラ画面にもサッと切り替えられますよ

 撮影には「FLIR ONE」という専用のカメラアプリを使います。機能としては写真撮影はもちろん、ビデオ、パノラマ、タイムラプスもあり、必要十分といったところ。

 エネルギー効率が悪い熱損失や水漏れを識別したり、室内の温度分布の調査したりと、日曜大工にはもってこい。アスキー編集部では、油に沈めたパソコンが冷却できているかどうかを調べるために使ったこともあります。

ノートパソコンは熱く、飲料は冷たい。実にわかりやすい

画面中央上のアイコンをタップすれば温度が数字で表示されます

 後付けでスポットを複数ヵ所設定できるほか、指定エリア内の最大温度、最小温度、平均温度を自動的に表示する「FLIR Tools」というアプリもあります。

 たとえばつけ麺を撮影すれば、出てきたときスープの表面温度は56.4度だけれども、食べ終わったあとは35.7度まで下がった、ということがわかるわけです。料理にはもちろん、SNSでの食レポにももってこい。

食べ始めと食べ終わりの温度の比較もできます。ラーメン通もニッコリ

もちろん、ケースとストラップも付属します

 バッテリー容量は350mAhで、バッテリー駆動時間はおよそ1時間。本体サイズはおよそ幅72×高さ26x奥行き18mm、重量はおよそ30gです。

 価格は3万4992円。この機会に、ぜひ。

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(使用期限は2016年6月28日午前10時まで)
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