美容機器を展開するヤーマン(株)が13日発表した2016年4月期決算は、売上高が前年比22.1%増の163億1000万円、営業利益が同58.8%増の10億2800万円、経常利益は同94.7%増の10億200万円となった。BtoCの直販部門が好調で大幅増益となった。
通販部門は、テレビ・カタログ・ネット通販会社への卸売り販売事業で、売上高が同10.6%減の47億7000万円、セグメント利益は同26%減の13億6700万円となった。
店販部門は、家電量販店・大手百貨店などでの販売で、大手家電量販店で大量導入されたことやインバウンド需要の影響もあり、売上高が同24.8%増の43億6400万円、セグメント利益は同38.8%増の13億9300万円だった。
直販部門は、インフォマーシャルや雑誌・新聞・ネットなどの媒体を利用したBtoC事業で、売上高が同59.1%増の64億600万円、セグメント利益は同230%増の15億4600万円となった。
次期に向け、新商品の開発やヤーマンブランドの浸透に注力。連結業績では増収増益を見込んでいる。