アマゾン合同会社が8日発表したビューティーオンラインストア「Amazonビューティーストア」の美容ケアに関する実態調査で、女性の53.5%が自分の美容ケアに悩む「美容迷子」になっていることがわかった。
同調査は全国の20~40代の女性600人を対象にしたインターネット調査。調査期間は5月10日~11日。
同調査では、女性の53.5%が「自身のセルフ美容ケアに満足していない」と回答。忙しい女性の半数以上が自身の美容ケアに悩んでいることがわかった。満足していない理由の1位は「自分にあったセルフケア・メイクの方法がわからない」(45.1%)、2位が「ケア・メイクをするお金が足りない」(41.6%)、3位が「自分にあったセルフケア/メイクアイテムが選べていない」(32.6%)となり、自分に合った美容ケアやアイテムがわからない「美容迷子」の存在が明らかとなった。
美容ケアにかけた年間の金額のうち、効果がなかったと感じる金額は1人平均1万1727円で、20~40代女性の人口から推測すると約2000億円規模になるという。
美容ケアに対する満足度別の行動を比較したところ、「自身の美容ケアに満足している」人の55.2%がECサイトを活用し、美容に関する情報収集やアイテムを購入している傾向があった。
美容アイテムの購入時間帯の比較では、「自身の美容ケアに満足している」人は平日夜に購入する割合が高く、ECサイトなどを活用しながら平日のスキマ時間に効率的な美容ケアを行っている傾向があった。
美容ケアに対する満足度と生活満足度の関係では、「自身の美容ケアに満足している」人の68.4%が生活満足度を感じていた。一方、「自身の美容ケアに満足していない」人の62.1%は普段の生活も満足していないという結果となり、美容ケアに満足していると生活全体の幸福度が高いと傾向があった。