アスクル(株)は7日、1社単独の物流施設として関西最大級となる物流拠点「ASKUL Logi PARK関西」(ALP関西/所在地:大阪府吹田市)を新設すると発表した。
ALP関西はアスクル8拠点目の物流施設となり、法人向けの「ASKUL(アスクル)」と消費者向けの「LOHACO(ロハコ)」の通販サービスの物流を担う。延床面積はアスクル最大の約5万坪で、出荷能力は年間1000億円規模。最先端設備を導入し、生産性を追求した。24時間365日フル稼働するEコマース時代に対応したアスクル専用の1棟賃借物流施設となる。2017年12月の稼動開始を目指す。
同施設の建設は、先進的な物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人が担当している。
同社は増大する出荷量に対応するため、1社単独の物流施設を新設。都市型センターで約1000人の雇用を創出する。また、ALP関西は、世界的な建物環境認証制度である環境評価指標「LEED」(米国グリーンビルディング協会)で、ゴール認証を取得する予定。環境にも配慮した物流センターとなる。