(株)矢野経済研究所が7日発表した「自然派・オーガニック化粧品市場に関する調査」で、2015年の自然派・オーガニック化粧品市場規模(ブランドメーカー出荷金額ベース)は、前年度比6%増の1175億円となった。
同調査は、自然派・オーガニック化粧品メーカーや小売店などを対象にした調査で、調査期間は3月~5月。
自然派・オーガニック化粧品は、敏感肌の女性の増加や安全・安心志向が高まっていること、ライフスタイルを重視する消費者が増加していることなどから、着実に拡大している。また、高機能を訴求した商品で新規参入する企業もあり、これまで興味を持っていなかった層も取り込んだ。
同調査では、同市場規模は今後も拡大基調を維持すると予測。16年度は同4.6%増の1229億円、17年度は同4.2%増の1281億円になると予測した。