三菱UFJニコス(株)は1日、(株)NTTデータと提携し、海外向けのネット通販を展開する国内加盟店を対象に、サイトでの支払いに外貨でカード決済できる多通貨決済サービス「MCP(マルチ・カレンシー・プライシング)の提供を開始した。
MCPは、海外向けネット通販サイトでの販売価格を外貨で表示し、表示された外貨で支払うことができるサービス。利用者は為替変動を気にせずに、安心してネット通販を利用できるようになる。MCPはNTTデータのシステムで、同社はNNTデータからの提供を受け、加盟店向けに拡販する。
外貨は22種類(米ドル・ユーロ・人民元・韓国ウォン・ニュー台湾ドルなど)に対応している。対象の取引は、Visa、MasterCardカード会員によるカード決済。同社は海外に展開するネット通販加盟店に向け、同サービスの導入を推進する。