LINE(株)は2日、LINEのセキュリティに関する脆弱性を全世界から公募し、報告者に報奨金を支払う「LINE Security Bug Bounty Program」を常時運営すると発表した。
同社はサービス開始以降、セキュリティ強化に向けたさまざまな取組みを実施してきた。15年の8~9月に1カ月限定でLINEアプリの脆弱性の発見を公募したところ、約200件の報告があり、15件報告を新たな脆弱性に認定し、速やかに修正対応を行った。この成果や運営の知見から、報奨金制度がユーザーに安全なサービスを提供することにつながるとして、同プログラムを開始した。報奨金の金額は、脆弱性の新規性・重要度に応じて決まる。