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中国クルーズ船観光客向けのカタログ通販誌「八仙倶楽部」創刊

2016年05月31日 09時05分更新

記事提供:通販通信

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image (株)アイケイは30日、中国クルーズ船専門旅行代理店「青岛朝日国际邮轮旅游有限公司」、「日中経済交流協会」の3者で訪日客向けのカタログ通販誌「八仙倶楽部」を6月に創刊すると発表した。

 クルーズ船で来日した外国人観光客は2015年で約111万人となり、過去最高を記録したが、その大半を占めるのが中国人。同誌はクルーズ船の中国人客をターゲットとした通販カタログで、日本の記事や習慣などの情報や人気商品などを掲載する。掲載商品はホームページからも購入できる。

 同誌は季刊誌として年4回発行の予定で、発行部数は15万部。純広告では九州を中心とした店舗を紹介し、通販ページでは化粧品や食品などの商品を販売。商品は(株)アイケイの国内物流センターに納品し、注文があると中国に直送する。

 クルーズ客の旅行目的は買い物がメインで、事前に購入する商品のリストを作成しているという。同誌は乗船券と同封して送付されるため、乗船前にカタログ内容を確認できる。クルーズ船での旅行は滞在時間や待ち時間が長いため、船内でのカタログ接触時間も長くなることから、広告宣伝効果も見込める。

 アイケイは天猫国際(越境ECサイト)の運用経験を活かし、カタログ掲載商品をネット注文すれば、中国の自宅に直送する越境お土産宅配サービスも実施。日本滞在中に購入できなかった商品やリピートしたい商品は、帰国後でも商品を購入できるようにする。

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