「ARROWS Tab WQ2/X」は、富士通の防水・防塵タブレット「QHシリーズ」のカスタムメイドモデル。前回は付属されているスタイラスペンや外観をレポートした。今回はその使用感やベンチマークから見たスペックをレポートしていく。
メモリーは4GB搭載
CPUはCherry Trail世代のAtom x5-Z8500
CPUにはCherry Trail世代のAtom x5-Z8500(1.44G~2.24GHz)を採用。今まで主流だったBay Trail世代と比べて、CPUの強化は当然として、グラフィックスは第8世代Intel HD Graphicsに変更され実行コア数も格段に増加している。「ARROWS Tab WQ2/X」に搭載されているメモリーは4GBだが、対応する最大メモリー容量が8GBになったこともうれしい。
スペックが向上してもやっぱりタブレット準拠
3Dゲームはやっぱり厳しい
ただ、従来までのタブレットよりは性能が良いとはいえ現行のデスクトップPCやノートPCと比較すると当然ながら劣る。3Dを多用するゲームとなるとやはり厳しいだろう。筆者のオススメとしては、防水の利点を活かして、お風呂に入りながらVODの試聴やブラウジングの閲覧だ。ちなみに、水滴が付いた場合、タッチの反応が鈍るので操作がシビアなブラウザーゲームはタッチ操作に失敗することが多かった。こまめな操作を必要としない「艦隊これくしょん-艦これ-」くらいだったら問題なかった。