ヤマハミュージックジャパンは5月13日から英マーシャルのブティックアンプ「ASTORIA(アストリア)」を発売する。
これまでのマーシャルのイメージとは異なる、カラフルなデザインを採用したのが特徴。コンボではビンテージアンプ同様にコントロールパネルが上面にあり、ヘッドアンプではフロントパネルにレターボックスのようなビンテージスタイルのデザインを採用。それぞれのカラーにマッチしたスピーカーキャビネットも用意している。
「回路設計もこれまでのマーシャルサウンドとは一線を画す」としており、濁りのない開放的なクリーントーンから耳に心地よいサチュレーションした歪みまで、アンプの音をピュアに表現できるのが特徴としている。
真空管はECC83(12AX7)をプリ管に、GZ34を整流管に、KT66をパワー管に使用。ネガティブフィードバック回路はパワー部ではなくプリ部で採用。パワー部はカスケードバイアスしているほか、アウトプットとメイントランスはアストリアのために特別に設計されているとしいう。
ASTORIA CLASSICは、真空管の豊かな倍音と艶やかなクリーントーンが特長で、クリーントーンやエフェクターで音作りをするプレーヤーに適しているというモデル。ギターアンプヘッドが35万1540円。ギターアンプコンポが42万2820円。スピーカーキャビネットが10万3140円。
ASTORIA CUSTOMは、クランチから深い歪みまで幅広い音作りが可能で、多機能なビンテージアンプを探しているユーザーに適しているというモデル。ギターアンプヘッドが36万9900円。ギターアンプコンポが44万1180円。スピーカーキャビネットが10万3140円。
ASTORIA DUALは、CLASSICとCUSTOMのエッセンスをチャンネルで切り替えられるため、柔軟なパフォーマンスを可能にするというモデル。ギターアンプヘッドが38万8260円。ギターアンプコンポが45万9540円。スピーカーキャビネットが10万3140円。