東京都は3月31日、24時間対応の「免税店向け多言語コールセンター」を9月から提供すると発表した。また、同サービスを利用する免税店の募集も開始した。
同サービスは、電話通訳と翻訳サービスがあり、電話通訳は免税店の従業員が外国人旅行者との接客時に意思疎通が困難な場合、コールセンターのオペーレーターが通訳するもの。従業員から依頼を受ければ、直接旅行者に外国語で免税・配送などのサービスを説明する。翻訳サービスは、施設内の表示や商品説明、旅行者からのメールでの問い合わせなどを翻訳する。
対象は東京都内の免税店で、観光ポスター掲出や外国人旅行者への観光案内など、「都の観光施策」に協力できる店舗。対応言語は英語・中国語・韓国語。料金は無料だが、通話料金は免税店側の負担となる。募集期間は同日から4月28日まで。