(株)プレイドは17日、ウェブ接客プラットフォーム「KARTE(カルテ)」の新機能として、サイト内だけでなくサイト外の顧客への接客も可能にする「KARTE TALK(カルテトーク)」の提供を開始した。まずはエンタープライズプランの契約企業を対象に、段階的に提供する。
「KARTE」は、ウェブサイトに数⾏のコードを埋め込むだけで、来訪者の特徴や⾏動をリアルタイムに解析・可視化でき、個々の来訪者にあわせたメッセージ配信を可能にするサービス。これまではウェブサイト上に表示する「ポップアップメッセージ」のみを接客手段として提供してきたが、これを拡充する。
新機能の「KARTE TALK」では、KARTE上からLINEへのコミュニケーションを可能にする「CLINE by KARTE」(2015年5月開始)に加え、ウェブサイト上のチャット、SMS、メール、Facebook通知、ブラウザ通知、スマホ通知を利用した新たなコミュニケーション手段を6つのプラグインとして提供。企業は必要にあわせて、これらのプラグインから必要なものだけをオプションとして選択できる。
今後は、「KARTE TALK」に自動応答機能を追加していくほか、その他の外部サービスとの連携も進める。