カードサイズの小型基板にMaxwellアーキテクチャーを搭載したNVIDIAの組み込み機器用開発キット「Jetson TX1」の予約受付がオリオスペックでスタートした。
「Jetson TX1」は、クレジットカードサイズ(50mm×87mm)の基板に、NVIDIAのMaxwellアーキテクチャーを採用した256コアのGPU、ARMの64ビットCPU、4GBメモリー、16GBのeMMCを搭載し、従来のスパコンに匹敵する1テラフロップスもの処理能力を実現した小型ボード。
無線LANやBluetooth、1Gbps Ethernetなど通信機能も備える。機械学習やコンピュータービジョン用の開発キットも用意され、自律性を備えたロボットやドローンの開発を容易に行なえるという。
オリオスペックによると、各種インターフェースを備える増設ボードが付属する「Jetson TX1開発キット」を取り扱い予定で、発売予定は4月上旬。予価9万3798円として、今日2日から予約受付中だ。