バスキュールとプログレステクノロジーズは2月8日、iPad Proのタッチスクリーンと連動するロボット「タブレットボット・TABO(ターボ)」を開発したと発表。両社が発足したチーム「touch.plus」による第1弾プロダクトで、クラウドファンディングによる販売を予定している。
2個のステッピングモーターと3点のタッチ機構を備えるロボット。位置情報を常にiPad Proに送信することで、TABOの動きとスクリーンの映像が同期する仕組み。外部端末とはBluetooth LEで接続する。
デモコンテンツとして、TABOとピンポンゲームで対戦できる「TABO PONG」、ゲームを通じてプログラミングを学ぶ「TABO MAZE」などを用意。これらは2月26日開催のイベント「SENSORS IGNITION 2016」で体験できる。
また、Swift対応のソフト開発キットを用意し、ユーザーがTABOを使ったコンテンツを開発できるようにした。エンジニアを対象としたハッカソンや、子ども向けのワークショップを今後行なうという。
本体サイズはおよそ幅32×奥行き38×高さ37mmで、重量は35g。連続動作時間は約30分。iOS 9.1以降のiPhoneに対応するアプリ「TABOコントローラー」と、iOS 9.1以降のiPad Proに対応する「TABOアプリ」が付属する。