米アマゾン・ドット・コムが1月28日発表した2015年第4四半期(10~12月)決算は、売上高が前年同期比22%増の357億4700万ドル(約4兆2400億円)、純利益は同約2.3倍の4億8200万ドル(約570億円)となり、売上高・純利益ともに過去最高を更新した。
年末商戦期のネット通販や、法人クラウドサービス「Amazon Web Services」(AWS)が好調だった。AWSの売上高は69%増の24億ドルで、全体の約7%を占めた。
2015年通期では、売上高が前期比20%増の1070億ドル(約12兆7000億円)、営業利益は同約12倍の22億ドル(約4150億円)、純利益は同約2.47倍の5億9600万ドル(約707億円)となった。
米アマゾンが同日発表した年次報告書によれば、2015年の日本での売上高は、前年比4.4%増の82億6400万ドル(約9800億円)となった。全世界の売上の約13%を占め、前年の数値(11.24%)を上回った。