ヤマト運輸(株)とフランスの郵便周辺機器会社「ネオポスト」は28日、国内でオープン型宅配ロッカーインフラを構築・運用するための合弁会社を設立すると発表した。
合弁会社の設立により、ネオポストが持つ宅配ロッカーインフラ構築のノウハウを活用し、ヤマト運輸だけでなく、ほかの宅配事業各社が共同で利用できるオープン型宅配ロッカーの構築と運用を目指す。
今回導入する宅配ロッカーは、常閉型のロッカーを採用する予定。自宅で受け取ることのできない宅配便利用者を対象とし、宅配ロッカーの設置箇所は、駅など利用しやすい場所を想定している。
合弁会社は、51%をネオポスト、49%をヤマト運輸が出資予定。合弁会社設立の契約合意は、3月になる見込み。