AirPlayやMiracastにも対応
キャノンがモバイルプロジェクター「C-10W」を発表、Wi-Fi&バッテリー駆動で完全ワイヤレス投影可能
2016年01月21日 13時00分更新
キヤノンマーケティングジャパンは1月21日、ほぼ11㎝四方で薄さ17.2㎜の小型プロジェクターの新製品「C-10W」を2月上旬に発売すると発表した。
“ミニプロジェクター”シリーズの新製品にあたるバッテリー内蔵の小型・軽量プロジェクター。Wi-Fiに対応したことで、スマートフォンのミラーリング機能やAirPlay、Windowsタブレットのワイヤレスディスプレー機能(Miracast)を利用して画像を転送できるため、完全なワイヤレス投影が可能。
ケーブルやマシンの位置に縛られない自由に場所に設置できるため、外出先での会議やオープンスペースでのミーティング、さらにはアウトドアやパーソナルな映像閲覧など、幅広い用途に向くという。
プロジェクターはDLP方式で、画素数は854×480(最大入力解像度は1920×1080ドット)。映像入力はHDMI(MHL対応)端子を備えており、有線での接続も可能。音声出力端子はステレオミニジャックだが、本体に0.7W×2のステレオスピーカーもそなえている。
電源不要で約1.5時間のバッテリー駆動を実現(充電時間は3時間で、専用ACアダプターを利用)している。輝度100ルーメンのLED光源の採用により、約1万時間の長寿命を実現しているとのこと。毎日5時間使用しても、LED光源に関しては約5年間はメンテナンス不要という。
本体サイズは、およそ幅111×奥行き111×高さ17.2mm。重量はおよそ260g。予想実売価格は5万3800円前後。