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家電購入、ショールーミング経験率は63.3%…JADMA

2016年01月15日 02時48分更新

記事提供:通販通信

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図1

グラフ (公社)日本通信販売協会(JADMA)が13日発表した調査「リアル店舗vsネット通販」によると、リアル店舗で商品を確認してネット通販で購入するショールーミング経験率は63.3%となり、20~40代では7割を超えたことがわかった。また、ショールーミング経験者のうち、商品を確認した実店舗の通販サイトでの購入経験がある人は、60.1%だった。

 同調査は全国の10~60代で、直近1年で通販を利用したことがある男女1008人を対象にしたインターネット調査。調査期間は8月29日~9月1日。

 ネットで情報収集して店舗に行ったWEBルーミングの経験率は72%、ネットで比較した価格をもとに店舗で価格交渉した経験率は43.3%で、特に30~40代では5割を超えた。同調査では「リアル店舗とネット通販を併用する消費行動はすでに一般化しており、今後も益々進んでいく」としている。

 直近1年で家電を購入したチャネルは、リアル店舗が68.2%、ネット通販が46.6%。家電量販店のリアル店舗、家電量販店の通販サイト、一般の通販サイト(楽天・Amazonほか)との比較では、利用率が最も高いのは41.4%でリアル店舗、33%で一般の通販サイト、13.6%で家電量販店通販サイトと続いた。家電量販店のリアル店舗を利用する理由は、ポイントを加味したお得感、すぐに実感できるお得感が意識された。

 一般の通販サイトを利用する理由は、「価格が安い」が57.9%、「ポイントがつく」が34.5%、「商品が早く届く」「品揃えが良い」が同率の29.9%となった。

 チャネルごとの商品内訳では、洗濯機や大型テレビなど保証が気になるファミリー家電や説明が必要なスマートフォン・携帯電話は、商品を確認し販売員に相談できるリアル店舗で購入し、オーディオ機器や美容・健康家電、PC・タブレットなど、個人利用目的やコンパクトで比較的低価格なものは、ネット通販で購入する傾向があった。

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