今回もドコモがコミックマーケットに登場!
ドコモの冬コミは4つのLTEバンドでフルサポート! 企業ブースではSAOのオリジナルスキルを叫ぶ
2015年12月30日 13時30分更新
12月29~31日の3日間にわたり、「コミックマーケット89」(以下、C89)が東京ビッグサイトで開催されています。8月に開催されたC88の総来場者数は約55万人になるなど、あらゆるジャンルにおいて日本最大級のイベントと言えます。
人が集まるところに大量のケータイあり。ふだん何気なく使っているスマホや携帯電話などの通信機器もその影響を受けます。国内通信事業者各社は対策を実施していますが、なかでもドコモは移動基地局車や公衆無線LANスポット「docomo Wi-Fi」などを配備。さらに企業ブースでは、同社が運営する動画配信サービス「dアニメストア」が出展するなど、この大イベントに対してかなり力を入れています。
会場ほぼすべての基地局が4つのLTEバンドに対応
docomo Wi-Fiの利用者も増加傾向
C89で配備されている移動基地局車は西展示棟に1台、東展示棟に2台の計3台。ドコモが現在運用している4つのLTE用の帯域すべて(2GHz/800MHz/1.5GHz/1.7GHz)に対応し、過去のコミックマーケットで分析したユーザーの利用状況に応じて、アンテナの角度や車両の位置を変更しているとのこと。
もちろん、通常時でも活用しているビッグサイト周辺の屋外基地局および会場内の屋内基地局もフル稼働。屋外基地局に関しては、C89にあわせて受信時最大225Mbpsの「PREMIUM 4G」に対応。同社の無線アクセスネットワーク部 エリア品質部門 品質企画担当の吉村美徳氏によれば「SNSへの画像や動画の投稿、離れた同行者とLINEでやりとりするなどといったコミックマーケットを楽しむ上で必要な需要に応えたい」とのこと。
また、基地局の増強と同時に会場敷地内では公衆無線LANサービス「docomo Wi-Fi」も展開されています。C89ではすでに会場に設置されているアクセスポイントに加え、スタッフが敷地内で待機し、エリアを広げる「Wi-Fiサポーター」約30名体制で運用、新たに西展示棟の屋上のエリア化にも対応しました。
実際に現地でWi-Fiサポーターとしても活動していた同社の無線アクセスネットワーク部 Wi-Fi企画部門 Wi-Fi企画担当の沼田孝太氏は「(コミックマーケットでは)年々docomo Wi-Fiの利用ユーザーが増えている。特にパスワード不要のSIM認証式のSSIDで接続しているユーザーが激増している」と語っていました。
ソードアート・オンライン一色のdアニメストアブース
スキル名を叫んで限定ボイス入りUSBをゲット!
前述の移動基地局車のラッピングもそうでしたが、企業ブース(西館4階 ブース No.313)で出展している「dアニメストア」(月額400円 税別)も、「ソードアート・オンライン」仕様。ブースの外観は作中で登場するリズベットの武器屋を再現、来場者には冬のコミックマーケットでは重宝する「セリフ入りカイロ」が配布されていました。
さらに、抽選で240名に当たるユイ役の伊藤かな恵さん録り下ろし「ユイのお掃除ナビゲーターボイス入りUSBメモリー」がもらえるキャンペーンも実施。dアニメストア契約者じゃなくても参加できるのですが、抽選に参加するには現在dアニメストア上(アプリ、ウェブ)で公開中の「SAOスキルメーカー」で手に入れた技名を叫ぶ必要があるなど、dアニメストアらしいユーザー参加型のイベントになっています(本キャンペーンで表記されるスキル名は、“dアニメストア”オリジナルのもの)。
dアニメストアの会員数は200万を突破。作品数は約1500作品で、話数にすれば約2万7000話となり、アニメ専門としては日本最大級の動画配信サービスとなっています。
dアニメストア担当の同社スマートライフビジネス本部 プラットフォームビジネス推進部 サービス開発担当部長 田中伸明氏は「おかげさまで200万人を突破できて大変うれしく思っています。昨年までのコミックマーケットではユーザーの方々を直接知るための施策でしたが、今回はdアニメストアでも人気タイトルであるソードアート・オンラインとコラボし、より多くの人にサービスのことを知ってもらいたいと思います」と語り、さらに「今後は動画配信だけではなく、アニメ好きのみなさまにとって便利な機能やサービスを提供していきたい」と今後の展開について話していました。
イベントに応じて通信環境も出展ブースもカスタマイズしてきたドコモ。C89に参加される方はぜひ基地局車やブースに立ち寄ってみたり、各会場でLTEやWi-Fiの快適さを実感してみましょう。
協力:NTTドコモ