(株)トライステージが21日発表した機能性表示食品の届出情報調査によると、機能性表示食品の訴求ポイントは、1位が「中性脂肪」(26)、2位が「目」(22)、3位が「内臓脂肪」(21)、4位が「血糖値」(18)、5位が「整腸」(16)となった。
同調査は、消費者庁ホームページに掲載されている「機能性表示食品の届出情報」をもとに同社が集計・分析したもの。対象は11月末時点の届出情報にある149品。
商品形態は、「サプリメント」が55%(81品)、「その他加工食品」が44%(66品)、「生鮮食品」が1%(2品)だった。メインの販売チャネルは、通販が26%(38品)、店舗販売が74%(111品)となった。
訴求ポイントは、中性脂肪・内臓脂肪・血糖値・BMIなど生活習慣病関連の訴求が多かった。特定部位への訴求では、「目」「肌」「ひざ」などが届出受理され、特定保健用食品では認められていない部位訴求が可能となった。
届出に要する期間では、届け出資料の「資料作成日」を最初に消費者庁に届け出た日と仮定した場合、届出番号が前半ほど受理までの期間が短く、後半になるほど期間が長くなる傾向がみられた。また、最初の資料提出から60日前後でホームページ上で公開されるケースが多かった。