(株)千趣会は18日、日本ティブコソフトウェアが開発したアナリティクス・プラットフォーム「TIBCO Spotfire」を導入し、社員への「見せる化」を推進する社内分析ポータルを構築した。
千趣会が開設した、「数字で見るベルメゾン」と称された社内分析ポータルでは、「全社売上」、「部門別売上」、「ネット売上比」、「会員数」の4ページが用意され、それぞれ分かりやすいグラフィックにより数字とグラフが表示される。各数値には、日々上がってくる新規データが自動的に反映され、人を介さずに更新される。分析機能を利用できるページもあり、さらに具体的な数字や、別の切り口でデータの詳細を見たい社員向は、このページで詳細を確認できる。
千趣会では各部門で担当者がデータを抽出する必要があるなど、データ収集が大きな負担となっていたが、同システムの採用で、こうした負荷はほぼ解消されるという。