MMD研究所が14日発表した「2015年版:スマートフォン利用者実態調査」によると、スマートフォン利用者の70.5%がPC・タブレットよりもスマートフォンでネットショッピングを行っていることがわかった。
同調査はスマートフォンを持つ15歳以上60歳未満の男女2750人を対象としたインターネット調査で、調査期間は11月27日~28日。
動画を視聴する際に使用するデバイスは、「スマートフォン」が76.1%で、「PC」「タブレット」を上回った。特に10代では84.6%に上った。ネットショッピングで利用するデバイスは、「スマートフォン」が70.5%で、動画と同様、「PC」「タブレット」を上回った。男女別の動画視聴・ネットショッピングの利用率は、男性はPC、女性はスマホをよく利用する傾向があった。
スマートフォンの1日の利用時間は3時間以上が約半数だった。1日平均のキャリアメールは3.8回、SMSは3.5回、LINEは11.5回送信していた。通話時間は過半数が1分未満に留まっていた。格安SIMの利用率は5.6%。キャリアユーザー内での「格安SIM」の認知度は約8割に達するが、半数以上が「知っているが利用は検討していない」と解答した。
アプリは、平均22.3個がインストールされ、約7割のスマホにSNS・コミュニケーションのアプリがインストールされていた。10~30代がよく利用するアプリは「SNS・コミュニケーション」「ゲーム」「動画」「ミュージック」「EC/オークション」、40~50代がよく利用するアプリは「SNS・コミュニケーション」「ゲーム」「天気」「EC/オークション」「動画」の順だった。