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シーズHD第1四半期、通販不調で減収減益…営業利益は57%減

2015年12月11日 01時36分更新

記事提供:通販通信

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 (株)ドクターシーラボの親会社(株)シーズ・ホールディングスが10日発表した2016年7月期第1四半期(8~10月)は、売上高が前年同期比8.4%減の69億4500万円、営業利益は同57%減の3億6900万円、純利益は同54.6%減の5億7500万円と減収減益となった。

 通信販売では、アクアコラーゲンゲルシリーズを積極的に広告展開したが、前年の大型キャンペーンの反動減もあり、売上高は同14.9%減となった。対面販売の売上高はインバウンド需要もあり同2.6%減だった。卸売販売では海外観光客に人気が高いラボラボブランドが好調で、同3.4%増となった。利益面では通販の不調による売上減や、美白関連のテレビCM効果が悪天候で想定を下回ったことなどにより、大幅に減少した。

 化粧品事業の売上高は、同3.6%減の62億5800万円、営業利益は同68.7%減の3億300万円だった。健康食品事業では、広告活動の抑制で売上高は同37%減の6億8700万円となったものの、営業利益は6600万円(前年同期は1億800万円の営業損失)と黒字に転じた。

 同社は持株会社体制に移行し、1日に(株)ドクターシーラボとその海外子会社、(株)シーラボ・カスタマー・マーケティングの3社の持株会社となった。

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