楽天(株)は26日、公開買付けにより、ケンコーコム(株)の普通株式と新株予約券を取得すると発表した。公開買付けが予定通り進めば、ケンコーコムは楽天の完全子会社となり、上場廃止となる見込み。
楽天は現在、ケンコーコム株を45.73%保有しているほか、RSエンパワメント(株)を通じて間接的に10.43%の株式を保有し、ケンコーコムを連結子会社としている。楽天は公開買付けでケンコーコムの全株式を取得し、RSエンパワメントは株式を譲渡する見通し。
ケンコーコムは同日、2015年12月期決算の業績予測を公表。売上高は前期比14.3%増の237億8800万円、営業損失は2億500万円(前期は3億1000万円の営業損失)とした。
