ゲーミングパソコンを購入するとき、自分がプレーしたいゲームによって価格もスペックも変わってくる。もちろん、昔からサービスが続いているMMORPGと海外の大作ゲームをプレーするのに必要なスペックはだいぶ違う。今回は、プレーしたいゲームのジャンルによって、どれくらいのスペックのパソコンを購入すればいいのかを紹介しつつ、パソコン工房のウェブ通販サイトで販売するLEVEL∞ブランドのゲーミングパソコンの中から厳選したオススメパソコンを紹介しよう。
負荷が低めのMMORPGをプレーしたいならこれ!
ネクソンの「マビノギ英雄伝」やゲームオンの「RED STONE」など、昔からサービスが続いているそこまで高いスペックが必要でないオンラインゲームであれば、小型ながら拡張性に優れた「C-Class」で、Radeon R9 285を搭載する「Lev-C000-i5-TZ」がオススメだ。
Lev-C000-i5-TZの主なスペックは、Core i5-4590(3.3GHz)、Radeon R9 285、H81チップセット、8GBメモリー、1TB HDDという構成だ。OSはWindows 8.1 Update(64bit)を採用している。を採用している。価格は10万7979円。
Core i5&Radeon R9 285を搭載しているので、ある程度のMMORPGはしっかりプレーできるだろう。また、C-Classで採用するMini ITXケースは、小型ながら350mmの大型GPUが搭載できるほか、3.5インチ×1、2.5インチ×3のドライブベイでストレージの拡張も可能だ。新しく出たある程度負荷が高めのオンラインゲームや、Steamで配信するゲームをプレーしたくなったときなどは、後から強化することができるのもオススメするポイントの1つだ。
最新MMORPGをがっつりプレーしたい人はこれ!
続いて、ゲームオンの「黒い砂漠」やウォーゲーミングジャパンの「World of Tanks」など、ある程度スペックが必要な最新オンラインゲームをプレーしたい場合。最近のオンラインゲームはグラフィックも非常に綺麗で、マップも広大なタイトルが多い。解像度を最高設定で楽しみたいのであれば、GeForce GTX 960程度は欲しいところ。また、マップを素早くロードしたいのであれば、SSDを搭載しているマシンを選択したほうがいいだろう。
そこでオススメなのが、こちらもC-Classの「Lev-C017-LCi5K-RMV」。主なスペックは、Core i5-6600K(3.5GHz)、GeForce GTX 960、Z170チップセット、8GBメモリー、1TB HDD、240GB SSDという構成だ。OSはWindows 8.1 Update(64bit)を採用する。また、メンテナンスフリー式のCPUクーラーを内蔵しているのもポイントだ。
大作ゲームを60fpsでバリバリやりたい場合はこれ!
Steamの登場により、国内のゲームも海外の大作3Dゲームも即ダウンロードしてプレーできるようになった。コナミの「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」11月19日に発売されたエレクトロニック・アーツの「Star Wars バトル フロント」(こちらはSteamではなくEAのオンラインストア「Origin」で購入可能)の高いグラフィックで楽しみたいのであればGPUはハイスペックなものを選択したいのはもちろんだが、加えて個人的にSteamで遊ぶうえで重要なのはストレージ容量だと思う。Steamは、プレーしたいゲームを購入し、ダウンロードして使用するため、何本もプレーしたいのであれば確実に大容量のストレージが必要になるからだ。
そこでオススメしたいのが、ミドルタワーケースを採用する「R-Class」の「Lev-R017-LCi7K-RMV」だ。主なスペックは、Core i7-6700K(4.0GHz)、GeForce GTX 960、Z170チップセット、16GBメモリー、256GB SSD、2TB HDDという構成だ。OSはWindows 8.1(64bit)を採用している。価格は19万4379円。
Steamでダウンロードしたゲームの中で、メインでプレーする箱庭系やFPSなどマップの読み込み速度が重要になるゲームは高速なSSDに保存し、それ以外のゲームはHDDに保存するように設定すれば、快適にSteamでのゲームライフを送れる。また、CPUも上位モデルを採用しているので、ストラテジーゲームなども十分快適に動くだろう。そのほか、もしGeForce GTX 960でも不安だという人がいれば、BTOに対応しているので、GeForce GTX 970やGeForce GTX 980に強化して購入することも可能だ。
4Kでゲームをプレーしたい人にオススメなのはこれ!
最後に番外編。ロックスター・ゲームスの「Grand Theft Auto V」など、4K解像度で快適に遊びたい! という贅沢な人にオススメなのがフルタワーケースを採用する「G-Class」でGeForce GTX 980 TiをSLI構成で搭載する「Lev-G009-LCi7EX-XMDV」。主なスペックは、 Core i7-5960X(3.0GHz)、GeForce GTX 980 Ti×2、X99チップセット、16GBメモリー、256GB SSD、2TB HDDという構成だ。OSはWindows 8.1 Update(64bit)を採用している。
CPU、GPUともに上位モデルで、メモリーも16GB、ストレージはHDDとSSDを併載と贅沢な構成になっている。GeForce GTX 980 TiはSLIで2基搭載し、SSDはM.2接続で最大転送速度は読込速度が770MB/秒、書込速度が580MB/秒と超高速。4K解像度でのゲームプレーもしっかり動くスペックになっている。価格は、57万2379円と決して安くはないが、超綺麗な動画でしっかりゲームしたいのであれば、このくらいは必要だろう。
プレーしたいゲームが決まっていれば、推奨パソコンもあり!
そのほか、「確実にこのゲームがプレーしたい!」という人にオススメなのが「推奨パソコン」だ。実際に動作検証を実施し推奨認定を得ているので、推奨するゲームがしっかり快適に動く。特定のプレーしたいゲームがあって、しっかり動くスペックなどがわからず不安という人は、推奨パソコンを選択するのもありだろう。
自分に合ったパソコンを見つけて、快適なゲームライフを!
以上が、私が個人的にオススメしたいゲーミングパソコンだ。自分の財布の中身と、理想のスペックに合った最適なパソコンが見つかる手助けになればと思う。LEVEL∞のゲーミングパソコンは、クラスに合わせて多数のラインアップが存在するほか、BTOに対応しカスタマイズが可能なので、快適なゲームライフを送れる1台を手に入れて欲しい。