日本マイクロソフトは18日、Windows 10の最新アップデートに関する説明会を開催。新バージョンにおける特徴などを紹介した。日本からのフィードバックとしては、「Cortana」(コルタナ)の搭載、日本語表示の改善などが実施されたほか、法人向けにも多くの新機能を追加されている点をアピールする。
「Windows As A Sertices」
Windows 10は、これまでのOSとは異なり、一定期間ごとにメジャーアップデートという形で大幅な改善を加えるのではなく、継続的にアップデートを繰り返す「Windows As A Sertices」というモデルで開発が行われている。
これまでは、おおむね3年ごとのメジャーアップデートだったが、Windows 10では今回、7月末のリリース後3ヵ月半ほどで最初のメジャーアップデートが11月12日に配信され、通称としては「November Update」と呼称されている。
このアップデートでは、「200以上」(日本マイクロソフトWindows本部長・三上智子氏)という改善点が加えられた。Windows 10ではさまざまなデバイスで共通のOSとして搭載することが目標とされており、今回のアップデートではゲーム機のXbox One向けにも提供を開始。スマートフォン向けにも「間もなく」(三上氏)配信される見込みだ。
Windows 10には「Windowsフィードバック」アプリが搭載され、ユーザーが簡単に要望やバグ報告などを発信できるようになっており、このアップデートでもこうしたユーザーの声を反映している。また、多くの企業が評価をしており、こうした意見も採り入れたアップデートになっているという。