(株)メタップスは16日、広告主に最適なユーザー層に動画を配信するスマートフォン向け動画配信プラットフォーム「Video Audience(ビデオ・オーディエンス)」の提供を開始した。
同社は広告ネットワーク運営で蓄積した世界2億人以上のオーディエンスデータを、アプリストアのデータを分析したアプリユーザーの属性データを持つ。ビデオ・オーディエンスを利用すれば、オーディエンスデータから広告主のターゲットに合ったセグメントを抽出し、ピンポイントで動画広告の配信が可能となる。
30以下の若年層はテレビ離れが進み、テレビはシニア向けメディアの傾向を強めている。同サービスでは、テレビCMでシニア層を中心とした訴求と、スマホ動画での若年層へのピンポイント訴求により、新しいマスプロモーションを支援する。動画広告の効果は、視聴者数やクリック数、ネット上の口コミからテレビCMとの相関関係などを分析。テレビとスマホの双方による訴求で、効果的な認知の向上を図る。
