凸版印刷は10月30日、バッテリーレスで動作する電子ペーパー表示機を開発したと発表した。
製造や物流といった業務において、機材や業務を管理する印刷された紙やバーコードを代替することを目的に開発されたもの。無線LAN( IEEE802.11b)で通信し、ワイヤレス給電で動作(データの更新)を行なうとともに、書き換え時以外はほとんど電力を消費しない電子ペーパーを用いることで、バッテリーなしで動作する。
画面サイズは7.4インチ、表示解像度は480×800ドット。本体サイズは幅196×縦136×厚み14mm。資産管理・工程管理などの業務用途に販売するととともに、さらなる大型化や各種サイズの製品化に向けて取り組むという。