折り紙で作った飛行機にプロペラとモーターを取り付けて飛ばすトイ「PowerUp」を発売する企業PowerUp Toysは10月16日、搭載カメラとハコスコ風ユニットで一人称視点で空を飛ぶ感覚が味わえる「PowerUp FPV」を発表した。
PowerUpは当初(2.0まで)は動力のみのフリーフライト機だったが、3.0になって方向舵も備えてスマホで操縦するという機能的大飛躍を遂げた。いわゆるラジコン機になったわけだが、新モデルPowerUp FPVはさらにリアルタイム画像伝送機能付きカメラを搭載、FPV(一人称視点)フライトもできるようになった。
発表された動画を見る限り、スマホを段ボール製(素材は不明)ゴーグルにセットし、スマホの向き(頭の向き)で操縦するようだ。機体はカメラのぶんだけ重くなっているためか、従来の単発プッシャー機からプロペラを2つの双発機となっている。また、3.0では小さな方向舵で操舵していたが、どうやら双発の出力差で操舵していると思われる。
目新しいのは「PARTNERED with Parrot」があることで、小型ドローンで定評のあるパロットと協力関係を築いたようだ。現在のところデモ画像のみと、近々Kickstarterでクラウドファンディングするという予告のみで価格などは不明。Kickstarterは11月10日より開始される予定。