ソニー銀行は、Visaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET(ソニーバンク ウォレット)」の記者発表会を開催。カードの内容についての説明を実施した。
Sony Bank WALLETは、ソニー銀行のキャッシュカードとVisaデビットが一体になったカード。デビット機能としては、11通貨(日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、スイスフラン、香港ドル、カナダドル、南アフリカランド、スウェーデンクローナ)に対応。海外ATMから現地通貨を引き出すこともできる。その際の手数料は引き出し金額の1.76%になる。年会費・新規発行手数料は無料で、上記の海外10通貨をショッピング利用した際の手数料も無料となる。
外貨不足分を円普通預金から自動的に充当
「円からアシスト」
外貨の利用金額は該当する外貨普通預金がある場合は原則即時に引き落としになるほか、口座に外貨残高が不足している場合でも、ソニー銀行の為替レートで不足金額相当分を口座の日本円から自動的に充当する「円からアシスト」機能を用意している。
外貨利用を最大限活かせるように、外国為替市場の変動にリアルタイムに連動した為替レートを提供。為替手数料も米ドルで1通貨当たり通常15銭、再優遇で8銭にまで下げている。同社代表取締役社長の伊藤 裕氏は、「利用者自身が外貨預金を動かせる、外貨預金のコンシューマー化を目指したい」とコメント。
他行への振込手数料は月2回無料
利用額に応じたキャッシュバックも
また、他銀行への振込手数料が月2回無料で利用できるほか、国内でのショッピング利用額に応じて、一律で0.5%のキャッシュバックされる。外貨優遇ステージに応じては、最大で2%まで上昇するという。不正利用された場合などの付帯補償は年間最高50万円まで保険が適用される。