オンキヨー&パイオニアイノベーションズ発表会、「XDP-100R」など
黒子のバスケの小野賢章さんも「これモテちゃう」と絶賛、OPI発表会
2015年10月18日 12時00分更新
オンキヨーとパイオニアという2つのAV機器のブランドが3月に統合してから約8ヵ月。それぞれのブランドは維持しつつ、シナジーの効果も発揮しながら着実に製品の開発が進んでいるようだ。10月14日に東京・池袋にあるニコニコ本社で開催された記者発表会に参加してそんな印象を持った。
オンキヨー&パイオニアイノベーション(OPI)は、オンキヨーの子会社として、ポータブルオーディオを中心とした製品を取り扱う会社。ハイレゾ配信サイト「e-onkyo music」なども手掛けており、若者を意識したライフスタイル提案も含め、カジュアルでデザイン性にも配慮した製品投入に積極的という印象を持つ。
発表会の様子をニコ生配信し、コメントを拾って質問にも答えるというのは、まだまだ堅い印象のある国内AV機器メーカーの中でも異色で、ちょっと大げさだが統合によって生まれた新しいブランドを再構築する姿勢を象徴しているようにも思えた。
オンキヨーのイヤモニ使ってますと小野賢章さん
生放送にゲストとして招かれた一人が声優の小野賢章さん。男性声優が発表会に登場する例もあまりない。耳型を採取して作るイヤモニをライブなどで活用しているそうで「使っていて手放せない。これがないと不安で不安でしょうがない」と満足しているご様子だ。
音響機器には高い関心を持っているという小野さん。高校で軽音部に所属していたこともあり、ロックが好きで、重低音をはっきり出すイヤフォンにこだわりがあるとのこと。声の仕事をしていることもあり、「特に自分の声だけを聴きながら取る仕事では、できるだけ鮮明なものを使いたい」ともコメントしていた。
また新製品のプレーヤーも発表の1週間ほど前に手渡されて実際に使用中だという。「最初は分からなかったんですね。音質の違いが。でも聴き比べると本当にわかるんですよ、クリアに聞こえるというのが。スマートフォンとの違い本当によくわかりました。生の音というか、音楽を聴いている向こう側に演奏している人がいるんじゃないかと思うぐらいのクリアな音ですね」
ちなみに機能については「一番のお気に入りはボリュームを回せること。その感じがたまらないです。回し心地が時計の回す奴(竜頭)に似ている感じで。音量を微調整できるのはたまらんですよね。本当に面白いですし、飽きないですね」とコメント。そして最後に司会の百花繚乱さんに促される形で「これ、もてちゃいますね」とトークショーを締めた。