東芝は10月15日、全録レコーダーの「レグザサーバー」およびBlu-ray Discレコーダー「レグザブルーレイ」の新機種を発表した。
レグザサーバー「DBR-T670」(11月下旬発売予定、予想実売価格11万円前後)は、3番組の同時&常時録画が可能なBlu-ray Discレコーダー。HDD容量は3TB。
録り貯めた番組を番組表形式で表示する「過去番組表」が新しくなり、番組のサムネイルを表示できるようになった。番組ジャンルによってサムネイルの取得タイミングが異なり、たとえばスポーツでは結果がわからないように前半の方を取得。なお、30分未満の番組に関してはサムネイルは表示されない。
また、(未来の)番組表から番組を指定して過去番組として保存する「保存予約」が可能で、連ドラの保存予約にも対応する。通常は常時録画の指定をしていないチャンネルや時間帯の番組は、いわゆる普通の録画予約をする必要があり、これで録画をしてしまうと過去番組表には反映されない。しかし、新機種では番組を指定して過去番組として録画することで、過去番組表への反映が可能となる。
常時録画機能を搭載しないレグザブルーレイはいずれも11月上旬に発売予定。ラインナップは、3チューナー&2TB HDDを搭載する「DBR-T660」(予想実売価格 9万円前後)、3チューナー&1TB HDD搭載の「DBR-T650」(同8万円前後)、2チューナー&1TB HDD搭載の「DBR-Z620」(同7万円前後)、2チューナー&500GB HDD搭載の「DBR-Z610」(同6万円前後)の4機種となる。
共通しているのは、番組表は表示領域を拡大するなど、GUIの見やすさと表示スピードが向上していること。スタートメニューに巨大のアイコンを採用したり、録画リストが8個表示から12個表示になっている。
このほか、外付けストレージなどへの全番組のバックアップの際に、未バックアップの番組のみを選定して保存する機能も追加されている。