眼電位センサー、6軸センサー搭載のJINSメガネがついに11月5日発売
ウェアラブル眼鏡『JINS MEME』ランナー向けモデルは約2万円
2015年10月14日 20時51分更新
JINSがかねてより開発を進めてきた、次世代ウェアラブルメガネがついに発売となる。
『JINS MEME』が1年半のブラッシュアップを経て発売
メガネブランドJINSを運営するジェイアイエヌは、独自に開発したセンサーを搭載した『JINS MEME(ジンズ ミーム)』を、2種類のフレームタイプで11月5日に販売開始することを発表した。
JINS MEMEはJINSが1014年5月にコンセプトモデルを発表したセンシング・アイウエア。装着したメガネから身体の状況を測定し、スマホアプリと連動する、いわゆるウェアラブルデバイスになる。
フィットネスモデルを含む2タイプ
製品版は、以前よりコンセプトを公にしていた、3点式眼電位センサーと6軸センサーを搭載した『JINS MEME ES』。加えて、フィットネス用に特化し、6軸センサーのみを搭載する『JINS MEME MT』の2種類。
価格は『JINS MEME ES』は4万2120円、『JINS MEME MT』はESより手頃な2万520円。『JINS MEME ES』のみプラス2160円で度付きレンズに変更可能。全国のJINSショップのうち38店舗およびオンラインショップで販売する。
デスクワーク、ドライブ時に活用できる“ES”
専用のアプリは『JINS MEME ES』向けに2つ。
身体の状態を測定し、オフィスワークの作業効率の改善などに結びつけらる『JINS MEME App』、ドライバー向けに眠気を測定し安全運転をサポートする『JINS MEME DRIVE』。
『JINS MEME App』は、まばたきといった眼のうごきかから“アタマ年齢”を、頭部の動きから“カラダ年齢”を測定し、自分の身体の状態を表示する。20代の記者が実際に着用しデモアプリを試したところ、アタマ年齢、カラダ年齢は30代~50代の振れ幅で、刻々と変化した。実年齢より数歳年下の状態が望ましいという。
『JINS MEME DRIVE』は、まばたきや視線の変化から眠気を測定し、“とても眠そう”という段階になったらアラート出しドライバーに休憩を促す内容。運転中の事故のおそれはすべての運転手にとって共通するため、居眠り運転防止は実用的だ。